P1080783

スマトラ島に棲息し小型種ながらメタリックがかったエメラルドグリーンがとっても魅力のインビタビリスツヤクワガタ。スマトラ島と言えばスマトラオオヒラタを筆頭にマンディブラリスやコーカサス等、子供たちにも大人気のクワガタ・カブトムシが毎年数千頭以上輸入される昆虫の宝庫として知られております。そんな中、今回のインビタビリスは全く入荷する事なくBE-KUWAツヤクワガタ大特集でも野外の珍品度は最大の☆5つです。時は流れ2012年ついに生体初入荷となりました。2015年知合いの業者さんから「3♀ブリードしたけど全くとれんかった」と聞き、ならば私がと持ち前の闘争本能に火が付きチャレンジしたのが2016年6月。入荷した個体は現地繭割品という事で成熟するまで寝かせる事に!幸い3週間程度で活動を開始したので早速ペアリングし取敢えず特に情報も得ないまま無添加のカブトマットの残りをやや水分多めでセット。2週間程経過した所でマットを掘ってみると底の方に卵が2個あるのを確認した為、安心し繁忙期も手伝ってその後は定期的にエサ交換のみを繰り返し8月22日割り出し。期待に反し2セットで幼虫はとても小さな初令がたったの1頭でした。90?のカップに当店マルバネフレークを軽く詰め、真ん中に産卵に使用したマット、その中に幼虫を投入。1頭だったのでどうでも良くなり、そのまましばらく忘れてました。そんな時インビタは赤枯れマットで簡単に産卵するらしい、だけど2令に加令する前に落ちるらしいと言う情報を耳にした為、急にカップに入れた幼虫が気になりだし割ってみると、なんと立派な3令に育ってました。それが昨年11月1日の出来事です。この画像はその時の幼虫の1/22今現在の姿です。重さ2g

P1080781P1080782

こうなると再チャレンジしたくてどうしようもなくなります。赤枯れマットはある。という事は多産させられる。幼虫も育つ。という事は・・・(^^)

そしてまたまた入手し、赤枯れマットに古い無添加マットを少しブレンドして現在ブリード中。普通に数十個の卵を産んでおります。最初の幼虫も孵化が始まりましたので今回も無事3令まで育てば販売もしようと思います。因みに思う事あって産卵のマットと卵を管理するマットは違う物にしてます。幼虫販売に興味のあるお客様、あまり期待しないで待っていて下さいね!

P1080778

因みに今月末頃成虫が5ペア程入荷予定。恐らくまた繭割品と思いますが一応成虫ペアで販売も予定してます。成熟まで売れなければ全部セットします(^^)

1/29今回も卵を回収しようとしましたら同時に孵化した幼虫が7頭出てきました。マルバネフレークを詰めたカップの真ん中に産卵に使用したマットを詰めてその中へ幼虫を投入!無事に加令しているかどうかは2ヵ月後のお楽しみと言う事で!

P1080780P1080785

前回の記事にインビタの入荷予定を掲載しましたが残念ながら2ペアしか真面に入荷しませんでした。それも1ペアはB品です。仕方ないので今回分は当店でまたまたブリードします。