2016年入荷分のイイジマゾウカブト♀67mm。当初メス単独でセットを試みるも全く産む気配がなく、オスを追い掛け。するとあっさり産卵を始めました。未交尾だったと言う事でしょう!現在色々と雑種騒動等がある為か?天然♀持ち腹に拘るブリーダー様も多いですがこのイイジマの様に近隣に亜種の存在がなく、同時期に別の亜種が入荷していない場合、追いかけをしようがしまいが特に何の関係もないと考えます。ヘラクレス亜種やゴロファ等の様に同地域に標高差等で亜種が棲み分け、メスの同定が難しい場合、迂闊な追いかけは雑種を作ってしまう可能性がある為、メス単独で産卵させる事を絶対お勧めしますが・・・
今回この♀67mmに追いかけして得られた幼虫をAライン(血統)として管理し当店ではようやく2オスが羽化しましたので掲載しておきます。3L容器での羽化個体の為、サイズは小さめです。12月末に羽化した個体が108mm、年明けて羽化した個体が100mm、それでもどちらも胸基部の膨らみがあり、イイジマゾウカブトの特徴がしっかり出ております。因みに同血統の幼虫をご購入頂いたお客様の所では昨年12月にとてもゴツイ、インパクト大の個体が羽化したと嬉しい報告を頂いておりました(^^)
私のいい加減な飼育でも立派に特徴を兼ね備えた個体が羽化してくれた事に感謝!
♂108mm ♂100mm
♂100mm ♂100mm
こちらは本日1回目の交尾が完了したBライン♂121mmと♀70mm、早ければ2月末頃よりF2幼虫販売できるかも!?