南米ボリビアより謎のヘラクレスが入荷しました。ボリビアと言えば大珍品と言われたサタンオオカブトと共にヘラクレス亜種モリシマイが有名ですが以前入荷したモリシマイの産地グアナイやチャパレーは標高1000?1200m。今回入荷した産地はかなり距離も離れているうえ、標高なんと150m!思いっきり低地なんですねぇ?
低地に生息するヘラクレス言えば大人気の亜種エクアトリアヌスを思い浮かべますが今回の個体はどうなんだろう!?植物学者さんが灯火で僅1♂3♀採集した個体のため、サンプルが少なくこれはブリードしてWF1成虫で検証してみるしかなさそうです。当店には運良く1♂2♀来ているので取敢えず2♀とも持ち腹で産卵させて大半を育ててみようと思います。メスは見れば見るほどエクアぽく見えますが元々ボリビアの高標高に棲息するエクアが新記載されたのがモリシマイの様なので同じようなものなのかとも思いますが・・
ただ言えるのは、天然個体の入荷はほぼ絶望的と思われたボリビアの、それも新産地から貴重なヘラクレスが入荷したと言う事です。幼虫販売は来年のかぶと・くわがた祭りが最初で最後かな!?・・・
♂113? ♀66? ♀60?